2021年4月から6月にテレビ放送されたテレビアニメ「オッドタクシー」の映画化が決定した。
「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」のタイトルで2022年4月1日に全国で公開される。
オッドタクシーとは
「オッドタクシー」は監督を自身初となる木下麦、脚本を「セトウツミ」などの此元和津也、音楽をPUNPEE・VaVa・OMSBが担当するオリジナルアニメだ。
主人公の小戸川は41歳のタクシードライバーで花江夏樹が演じている。キャラクターたちのかわいいビジュアルを裏切り、それぞれの思惑が複雑に絡み合った本格的なミステリーサスペンスが展開される。
1話から緻密に張り巡らされた伏線を回収した最終回は、放送後にTwitterのトレンドに入るほど大きな話題になった。
テレビアニメ版の最終回でキーとなった運命の”オッドタクシー作戦”の決行日である12月25日のクリスマスに合わせて映画化の決定が発表された。
アニメのあらすじ
お客さん、どちらまで?
見慣れた街のはずなのに、この街は少しなにかが違う気がする。
平凡な毎日を送るタクシー運転手・小戸川。身寄りはなく、他人とあまり関わらない、少し偏屈で無口な変わり者。趣味は寝る前に聞く落語と仕事中に聞くラジオ。一応、友人と呼べるのはかかりつけでもある医者の剛力と、高校からの同級生、柿花ぐらい。
彼が運ぶのは、どこかクセのある客ばかり。バズりたくてしょうがない大学生・樺沢、何かを隠す看護師・白川、いまいち売れない芸人コンビ・ホモサピエンス、街のゴロツキ・ドブ、売出し中のアイドル・ミステリーキッス…何でも無いはずの人々の会話は、やがて失踪した1人の少女へと繋がっていく。
解禁された情報は?
今回の映画版で、脚本を此元和津也が新たに執筆し、再構成したテレビ版のエピソードと衝撃の最終回のその後が描かれる。テレビ版放送時に注目を集めたキャスト陣も再び集結した。
主人公・小戸川を花江夏樹をはじめ、飯田里穂、木村良平、山口勝平といった実力派声優に加え、芸人のミキ、ダイアンも出演する。
監督とキャラクターデザインを引き続き木下麦が務め、『ポケットモンスター』シリーズ、『ここたま』シリーズなどを手掛けるアニメスタジオ・OLMがアニメーション制作を担当する。
まとめ
特報は「クリスマス? ああ、そうか。あの日って12月25日だったのか…」とつぶやく主人公・小戸川のナレーションから始まった。
何かを振り返るように小戸川の語りにいったい何が隠されているのか?ティザービジュアルには、取調室のような場所でこちらを見据える小戸川が描かれている。
『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』は、2022年4月1日より全国公開。